意識と身体、精神世界と物質社会、静と動、おわりとはじまり、陰と陽。
これらの対極を含んでいる、間(あわい)。
世界に存在するさまざまな対(つい)。
それらは不意に、両極に位置しているようにみえる。
けれども、本来、対は、連続する「環」のなかに包含される。
対のどちらかではなく、両極と間(あわい)を含んだ全体性に還ることを目指して。
Decemの由来
Decemとは、ラテン語で小惑星のChiron(カイロン)を意味します。カイロンはパーソナルプラネットとトランスサタニアンの間にあり、物質社会と精神世界をつなぐと言われている星です。
Decemにはラテン語で ‘ 10 ’ という意味を持ち「新たな始まりを目の当たりにする」数字とも言われています。10は、1と9の2つの数字に分けられ「陰陽の統合」「はじまりとおわり」という意味も持ち合わせます。
対をなしてひとつであるものが、その全体性を捉えたときに立ち現れる願いをカタチとして産み出していくことをコンセプトに、Decemと名付けました。
